• 肉牛部門
    肉牛部門では、和牛の繁殖・肥育の一貫経営を行っています。F1(ホルスタインと和牛の交雑種)母牛に和牛の受精卵を移植し、仔牛を分娩させています。 そして、一定期間母牛による哺育、自社農場でのカーフハッチによる哺育、ロボット哺乳の段階を経て、肉用牛へと肥育されていきます。 血統にこだわった繁殖と、1頭ずつのきめ細やかな管理により、牛肉としての格付けは、常に上物率90%以上の実績を誇っています。全国肉用牛枝肉共励会やその他の大会でも上位の評価をいただいております(受賞歴参照)。 これらの実績により、牛肉の個人ブランド化にも成功し、現在は「みやざわ和牛」ブランドで出荷しております。また、海外への輸出にも取り組んでおります。 技術的には、受精卵の2卵移植による双子生産、牛温恵による分娩兆候の管理、オールアウト方式のカーフハッチ牛舎の衛生管理、ロボット哺乳、ビタミンコントロールを踏まえたメニュー管理、自動給餌器の利用、一部ではありますが自給飼料の生産、およびこれら肥育期間中のデータを一括管理するソフト「シンシア」の導入など、業界内でもいち早く先進的な技術を導入してきました。 これからも更なる研鑽を積み、データに基づくきめ細やかな管理で、どこにも負けないおいしい牛肉の生産を続けていきたいと思います。
    自然豊かな環境に牧場があります。
    母牛の体調を整え、受精卵移植をかけます。当農場では、2卵移植を行い双子生産を行っています。
    産後一定期間は、母牛に育てられます。これは受精卵の2卵移植により生まれた双子の仔牛です。
    病気の予防のため、カーフハッチで一頭ごとに管理します。
    省力化のため、ロボット哺乳をします。
    徐々に離乳し、肥育段階へと進みます。
    一頭毎に個別の飼料管理をして、肥育段階を仕上げていきます。
    出荷された牛肉には「みやざわ和牛」の刻印が押され、販売されます。
    安定した品質が評価され、アメリカへの輸出もしております。
    水田でとれたコメは飼料用米として鶏に与え、稲ワラは牛に与えます。また、コーンサイレージも作っています。
    お問い合わせ