• 養鶏部門
    養鶏部門では、孵化場から導入した初生ひなの自家育雛と養鶏による鶏卵の生産を行っています。ひよこの段階から餌に国産の籾米を配合し、胃腸も元気なひよこが育っています。大きくなった雛を成鶏舎へ移動した後も飼料に国産米を配合して、「こめたまご」の生産をしております。 たまごというのは、アミノ酸バランスに優れた完全栄養食品ですが、価格は70年間ほぼ変わっておらず、食べ物のない時代から飽食の現代に至るまで、多くの国民のみなさんにバランスのとれた栄養を供給してきたと思います。 このすばらしいたまごの飼料は、そのほとんどが輸入に頼って来てしまいました。私たちは、国産飼料用米を少しでも多く利用し、お米の消費が減ってしまった現代でも水田を減らすことなく、また少しでも多くの飼料を国産で賄えるようにすることが、消費者のみなさんの安心につながるのではないかと考えております。 また、循環可能な農業を目指して、鶏糞堆肥の全てを地元の耕種農家のみなさんと自社農場の田畑に還元しております。 これからも更なる研鑽を積み、データに基づくきめ細やかな管理で、どこにも負けないおいしいたまごの生産を続けていきたいと思います。
    新里育雛農場
    病気の予防のため、野鳥などから完全に遮断できるウィンドウレスの育雛舎
    1年間に10万羽以上の雛を育成します。
    育成場では、生まれてから約4か月間ヒナを育てます。
    たまごを産めるようなった大雛は、台車で成鶏農場へ移動されます。
    銚子成鶏農場
    防疫のためウィンドウレス鶏舎で鶏を飼っています。
    集卵、給水、給餌、空調など全てオートメーション化しております。
    飼料へのこだわりは、国産飼料用米の配合です。
    集卵ラインも全てオートメーション化されています。
    集められた卵は、バーコードの付いたラックで管理され、北総養鶏組合のパック工場へ出荷されます。
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